セガのゲームの面白さとは?

あのBeepにさえ、こんなネガティブな特集を組まれるとは。
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特集の表紙はみうらじゅん。このひとゲーマーなのか。

たしかに、ファミコンに対する唯一の抵抗勢力という立場も
PCエンジンによって奪われ、
出すゲームは地味でぱっとせず、
(これは、セガの本拠地であるアーケードで、体感ゲーム以外ヒットが出ないから)
さすがに最近のラインナップはやばいよなあ・・・

特集では、セガへのインタビューと、最近のセガのゲームの特集、
Beepライターによるセガゲーム評論など。

右綴じ雑誌なので、下の画像は右から見てください。

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セガのアーケード開発の石井副部長と、家庭用ゲーム機の鎌田部長へのインタビュー。
「今のセガは何を考えているのか?」という内容。
石井副部長は、ハングオンの企画をしていた人らしい。
(追記:この石井副部長はファンタジーソーンの生みの親。
 後にセガを退社し、キャビアという開発会社の代表取締役になる)
最初の2ページ半は、アーケード(ゲーセン)の話。とはいえただの昔話で、
新発表とかは無し。体感ゲームや新機軸のゲームをがんばります!という
話だけど、テーブル筺体のゲームのほうで面白いのを作ってほしいなあ。

後半1ページ半が家庭用の話。「PCエンジンとセガマーク3では3年の技術差がある」・・・って
わかっているなら早く何とかしろと。
セガマークVは「作ってます」ということで、気になる性能は
「Beepの予想よりすごい」本当だろうか?かなり疑問。
30万円するX68000と同じCPUを搭載出来るんだろうか?

インタビューではそんな感じで、セガ本人のインタビューの割に
目新しい(期待感をあおるような)確定情報は無し。がっかり。

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で、いまのセガハードのソフト予定表。
おお!ファンタシースター2が!
しかし、本数少ない・・・寒い・・・

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Beepライター(TAKE ON!、芋吉、O滝みやび、YAS、脱サラ野郎)(敬称略)による
最近のセガゲーム評価。
セガのゲームは変、窮屈、不親切、体感ゲームの移植は身の丈を知れ、など。
でも、ソフト本数が少ない厳しい環境にあるので、たとえ少し?なゲームでも
耐えて遊ぶうちに、不思議と上手くなり、
面白く感じてしまうという内容にはかなり納得できます。

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